トップの使い方 (ビギナー向け)

shanti

2018年02月07日 20:05

トップウォーター・プラグは魚を引き出す力が強いルアーです。

ベイトが合っていない時でもトップには反応してくれる時もままあります。


ダイヴィング・ペンシルでもポッパーでも使い方はほぼ同じ
ショート・ピッチかロング・ジャークまたはその組み合わせ

その辺りはメーカーさんなり何なりの動画をご覧ください。

そこに一味足してセルフ・ティーザー
(on,offを問わず激戦区で釣りをされている方には一般的ですね)
以前は撒餌なんて表現もしてました。
ティーザーは撒餌で喰わせのアクションが刺し餌

ペンシルなら全開早巻きでバブリング&イレギュラー・ダード
ポッパーなら同じく全開早巻きでバブリング&スプラッシュ
もしくは強めのロング・ジャークで派手なスプラッシュ



海外のオフショア・キャスティング・ゲームではティーザー・マンを使うのは当たり前
ボート・スタッフにフックの付いていないルアーを投げさせて
チェイスして来た魚の前にお客さんがポトリとルアーやフライを落として一撃ヒット!

ちなみにフライでレコードを狙う場合にはトローリングでルアーを引き
チェイスを確認したらボートのギヤをニュートラルそしてキャスト
船の惰性を生かしてフッキング
(ギアが入った状態だとトローリングとみなされフライ・タックル扱いになりません。)
と言った具合で海外の動画ならそんなシーンを普通に見る事が出来ます。


日本人的にはそれは反則でしょ!
って感覚が強いのかそんなシーンはカットされていてお目にかかる事はありませんが
某有名アングラーの海外GTビデオでもティーザー・マン使ってたりします。

限られた日程と予算の中で使える映像を撮るために効率を考えれば当然
それだけ効果があるという事です。



オカッパリでティーザー・マンを雇うのも何なんで
それを自分でするのでセルフ・ティーザー(撒餌)

 今シーズンの一本目はティーザー後の3投目くらいだったかな?

この時はティーザーの途中でバイトがありましたが無視して継続
足の速いシイラ等はティーザー中にフッキングする事もありますが
そこまでスピードの無いブリ族は簡単には掛かりません。
十分に興奮させておいてから喰わせのアクション
っていうかコイツは着水直後の浮き上がりで喰ってきました。

 こいつはドンピシャ喰わせのアクションに変えて一投目

こちらから仕掛けて釣っているので
釣れたじゃなくて釣った魚で満足感が違います。



魚が出ていればまずはそのコースを喰わせのアクションで狙いますが
数投して反応が無ければわざとコースを外してティーザーを数投

周りを走っている偏食スイッチの入って居ない魚をティーザーで引っ張り出しておいて
興奮している魚の前に喰わせのアクション


魚は出ているけどベイトが合っていなくて反応してくれない時や
日中のやる気のない魚には特に効果的です。


ちなみに私がトップで釣った魚の半数以上がこのパターン
その大半が喰わせに変えての一投目のヒットです。

最終的にはバラシてしまいましたが先日のブリ・バイブの時にも
隣の新人さんにこんな感じてと解説しながら
セルフ・ティーザーを3投、喰わせのアクションに変えて一投目でしてやったりのヒット!

そして今朝、同じパターンで初鰤を釣ってくれました。



ブリに限らず回遊魚にはとても効果的なセルフ・ティーザーを交えた釣法
スラッグの出やすいトップ・ゲームで起こる巻弛み解消にもなり
ライントラブルを未然に防ぐ効果もあります。

オカッパリの青物は半分は運です。
ショア・ラインの浅い種子島では特にその傾向が強い。
でも一工夫するとちょっとだけ釣果が伸びます。

お試しあれ





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マリア(Maria) ラピード F160

今シーズンの一本目はコレ
ロング・ジャークだけでなくショート・ピッチも得意です。
足場の高い場所でも使い易いショア向きのペンシル



マリア(Maria) ポップクイーン

日本のオフショア・キャスティング・ゲーム黎明期から今なお現役!
最近追加された160も好調みたいです。



マリア(Maria) ローデッド

今やダイヴィング・ペンシルの代名詞?
種子島でも最も人気のあるペンシル



シマノ(SHIMANO) OCEA SPOUTER(オシア スポウター) F

ティーザーに良さそうな変わり種のポッパー
見た目が嫌いなので私は使ったことありませんが実績はあります。



シマノ(SHIMANO) OT-160J オシアペンシル 別注 平政

これも定番ダイヴィング・ペンシル
145より160の方が扱い易いそうです。



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