クロダイとキチヌ

shanti

2019年09月21日 20:05

最近嵌っているキチヌ釣り

家の近所で狙える上にかなりのファイター
ライト・タックルのターゲットとしては申し分ない存在


釣り人の中で○○狙いと言う対象魚を絞った釣りの中で
最も人気がある魚の一つがクロダイ(チヌ)

スズキがシーバスと名を変えてルアーの対象魚になる以前は
釣り人の数、釣法の多さからしても間違いなく一番人気の魚だった。

 現在はルアーでも人気ターゲット

カニやイガイを使ったヘチ釣り
団子と浮きを使った紀州釣り
同じ団子を使った筏からの脈釣り
磯場でのフカセ釣り
砂浜からの渚釣り

釣り方が色々あれば餌も色々

カニやエビといった甲殻類(サナギも甲殻類の内)
イガイやフジツボ、カケミ貝等の動物性の餌は当たり前として
コーンやスイカといったおおよそ釣り餌とは考えられないものまで


そんなチヌ師達からは何故か一段低くみられているのがキチヌ(キビレ)

「なんだキビレか~!」なんて言葉を聞くのも珍しくない。

その当時はチヌ狙いをしていなかったのでそんなものなのかと思っていた。


なんせ始めてチヌを釣ったのはシーバスジギングでの外道
シーバスじゃない引きに赤い鯛をきたいしてら銀色の魚体
(沖に居る回遊系のクロダイはキチヌ以上に銀ピカです)
「なんだチヌか」となってしまった。

話はそれましたが種子島に来て本格的にトップ・チヌに嵌って
最初の内は釣れたのは全て本チヌ

南の河川で何枚かキビレも釣りましたが30cm前後の小型で
タックル・パワーが勝っていてその強さを実感できないでいた。

今シーズンになってようやく40cmupを掛けてみるとその強さに驚き!

 今のところ河川の中では最強?(コイ、エイを除く)

クロダイもかなり強烈な引きで歳無しともなると
河川で釣れる80cmupの痩せた夏ヒラより強いくらい。

でもキチヌはそれ以上
40cmを超えてくればクロダイの50cmupと遜色ない引き
スピードや突っ込みの鋭さはそれ以上ではないだろうか?


そして何より食べて旨い!

一度酷い食中毒症状を起こして警戒していましたが
常連のお客さんが到着する日の朝、釣れた魚をキープした。

人が居れば何か起こっても大丈夫だろうと試してみると

これがメッチャ旨い!

身がやや水っぽいクロダイとは比べ物にならない。
魚食性の強い回遊系のクロダイはかなり旨いけどそれ以上
一番いい時期の一番美味しいサイズ(50cm前半)のヒラでもどうか?

個人的な評価はいい時期のいいサイズのマダイと勝負になるレベル!



キチヌに対するチヌ師の評価が低いのはクロダイと比較して
獰猛で警戒心が弱いからと言うのもあるだろうけど

ただ単に狙いの魚じゃない外道だから
ってのが本音なんじゃないだろうか?


という事で個人的には
「なんだキビレか!」
「やった~キビレだ!」

なのである。





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