ホップ・ステップ・玉砕日記

私がギンガメと遊んでいる間に4~5kgのオニヒラを２本ブッコ抜いていたガチ・タックルの
エンジェルシューターさんのドッグ・ファイトが悲鳴を上げます！

7kg設定のドラグがスルスル出て行きます。

後は観戦するしかありません。


50mくらいで魚は止まったようですがここからが長いのがGT
右に左にと移動しながらジリジリと距離を詰めて行きます。
１０分近いファイトの後に

浮いた！

の声にギャフを持って駆け寄るとデカい！
ランディング係にも緊張が走ります。

波が高いのと頭の硬さでなかなかギャフが掛からず
何度目かのトライでようやく頬に刺さります。

でもまだまだ油断できるサイズではありません。

反時計回りにシャフトを回してヘッドを外します。


必死でロープを手繰りますが重～い！

二人掛りで引き揚げて最後にギャフヘッドに手をかけますが
片手で引き揚げられるのか自信がありません。

深呼吸をしてから気合を入れて一気におりゃぁぁぁ～！

魚が上がった時には訳の分からない奇声を発していました。


　ロウニンアジ 30kgは超えているはずです。

秤は持っていましたが20kgまで
楽々キャパ超えなので測れませんでした。

後ほど入った軽量結果は32.1kg 132cmとのことでした。

アフター・スポーニングの痩せた個体だったので思ったより重量がありませんでしたが
プリならもっと出たはずです。


　余裕のファイトにも見えますが・・・

久々の大物に本人は必至だったとのこと
当たり前か！


どの写真が大きさが解り易いかわかりませんが

　満面の笑みというより疲労感で引きつり気味（笑）

GTといえば定番の抱っこ写真？

　人間と並べるとこんな感じ

　手前のオニヒラが4~5kgです。

　イグルーにかろうじて頭が収まってます。

もちろん蓋は締まりません。


いくら種子島とは言え完全なオカッパリでは滅多に出会えるサイズではありません。

自分で釣ったのでもないのにイケナイ物質がシュワシュワと脳内を駆け巡ったのは初めてです。

こんな見事な魚のランディングに関われたことを幸せに思います。

本当にいいもの見せて貰いました。
エンジェルシューターさんありがとう！


肩から上腕にかけてピリピリ感が残っています。
明日は筋肉痛で竿が握れないかも？


　ヒット・ルアーはタックルハウスのシブキ

フックはシャウトのシングルクダコをWx2


本気で臨まれる方はくれぐれも万全の装備でお願いします。

フライング・ギャフか特大の落としタモのランディング・ツール
今朝も一部波を被って居ましたが濡れると超スリッピー！
スニーカーなんかで出かけたら海に引きずり込まれます。
スパイクorフェルト・スパイク等のフット・ウェアは必須です。