ホップ・ステップ・玉砕日記

この価格のリールとしては驚きの滑らかさと
セールで安かったので買ってみた！

テンション・フリーで触ってみた店頭と比べて
実際にルアーを引いて観るとみると剛性感の低さを感じます。
（価格帯を考慮優秀です。前がソルティガ・ゲームなので・・・）

ハイ・ギヤ派ではないので巻き取り速度(87cm)は私は気になりません。


　一万円ちょいのリールでも問題なくブリが釣れます！
ダイワ(Daiwa)　１５フリームス　４０００


問題はATD（オートマチックドラグシステム）
ドラグうんぬんとうんちく垂れるメディアの記事を見かけますが
実際にはドラグを駆使するファイトを体験している人がどれだけ居るのか疑問ですが・・・

ちょうどいい具合にブリとのファイトを楽しめたのでその違和感をリポートします。
（剛性感の高く常に一定のテンションを保つ旧ソルティガとの比較になります。）

手で引き出したドラグ設定の感覚からすると思ったよりかなり低いテンションで滑り出します。
伸びの無いＰＥラインが前提だと思われます。
不意の突進に備え低めのテンションで滑り出しじわじわ粘るといった感じでしょうか？

マグロの様に一気に走り出す魚には有効だと思います。

ただし、ショアからの釣りではかなり使いづらい！

基本的は最初に設定したドラグ・テンションをいじることなくファイトしていますが
今回は何回か締め直しました。


魚は弱って一気に引き出す力が残っていないにもかかわらず一瞬ズルッといきます。
テトラ際や根の張り出した磯でランディング態勢に入って一気にリフトに掛った時には焦ります！

というかそのおかげで一本目をブレイクされてしまいました。

同じドラグ・システムとはいえソルティガとフリームスなので単純に比較はできませんが
ダイワではUTDからATDのチューニングサービスをしているようですがショア・アングラーにはお勧めしません！
慣れの問題かもしれませんが最後のリフト時1mmも出したくない場面では締め直しが必要です。
あくまでオフショアのマグロ限定のドラグ・システムとして考えるべきだと思います。


ATD（オートマチックドラグシステム）のお話がメインになってしまいましたが
フリームスの感想としては価格帯を考えればかなり優秀！
ブリとのファイトを難なくこなせました。
コスト・パフォーマンスの高いリールと言えます。
（耐久性に関してはもう少し使ってみないと何とも言えません。）