2018年08月23日
ポップR 改 スプラッシュ・チューン
現在 ポップR というルアーを知っているアングラーはどれくらいいるのだろうか?
多分私がルアー釣りを始めた40年前頃には既に存在していたルアー
レーベル社がプラドコ社に吸収されたのは何時頃だろう?
第一次バス・ブームの流れで起きた日本の第一次世代のバス・プロの頃
80年代後半にこの国でもブレイクして一世風靡セピアしました。
その後国内ブランドから類似のルアーが数多く発売されることになりました。
そして日本のたちの悪いのはより操作性の良いオリジナルを超えたパチモンを作ってしまう事!
この辺りがただ単にコピーするだけのリバース・エンジニアリングにとどまっている中韓との違い。
日本人の職人魂はアイデアはパクっても完成度ではオリジナルを超える!
これが良い事なのか悪い事なのかは微妙なところ
個人的にはアングラーを甘やかせて想像力を奪っているのではないかとも考える。
ちょっと話はそれましたがポップRが再ブレイクするきっかけは
ソルト・ルアーが盛り上がりを見せ始め沖縄や奄美への遠征で天候悪化で外洋に出られない時に
リーフ内やマングローブでのライト・タックル・ゲームで汎用性の高かから用いられた事に寄る。
その当時のメディアは雑誌が中心
そこに寄稿するのは第一期バス・プロで喰い詰めた連中
釣りの実力が無い広報マン達
彼らが取材費を無駄にしないためのネタ拾いとして現役時代にお世話になっていたルアーを使ったというのが実情だろう。
業界で生き残れる人は釣りのセンスは無くともこの辺りの営業努力が出来る!
Made in U.S.A.のいい所は大雑把でもとにかく丈夫!
パワー・ウインドゥやオーディオは壊れても
燃費の悪いエンジン、ルーズなトランス・ミッションであっても基幹部品は壊れない。
次のサービス・ステーションまでの距離が長いお国柄、砂漠で車が止めれば命に関わる。
動くという部分についてはとにかく頑丈第一という設計思想だろう。
釣り道具についてもこの思想は同じ
この雑さがユーザー側にイジる余地を残してくれています。
ようやくここら本題!
ポップR改スプラッシュ・チューン
下がオリジナル
カップの下側を少し削っています。
でもってベリーフック辺りにウェイ追加
何時買ったのかも記憶がない代物なので塗装も剥げ樹脂がかなり黄ばんでます。
これに#2リングにやや太めのST-41TN #8
チヌに絞って掛りを優先するならST-36BCですが
海水対応のため比重を調整すると共に大型魚対策
釣行記を見て頂ければ解ると思いますが河口部のライト・タックル・ゲームにおいても
80cmup,5kgoverのヒラスズキ等もヒットするのでロング・ファイトに備えて
掛りよりもホールド性と強度を優先しています。
オリジナルはクラシカルな縦浮きポッパー
カポンカポンと泡を噛むポップ音と盾に首を振るドッグ・ウォーク
浮き姿勢を少し斜めにすることによって
オリジナルよりほんのちょっとだけ大きく左右への首振り
カップを削る事に寄って泡噛みよりスプラッシュさせる事が出来ます。
この辺りの細かなアクションの変化による魚の反応の差は
激戦区のバス経験者であればご理解頂けると思いますが
正直いきなりソルトから入った方には難しいと思います。
今やどこが代理店なのか?
国内で直接購入できるかも不明※2
こんな昔のルアーを取り上げても興味を持たれる方は少ないと思います。
ちょっとぶつけただけですぐに浸水してしまう様なアムズデザインの様なルアーよりも
ぶつけてアイが曲がってもプライヤーで調整して使える様なルアーの方が私は好きです。
釣り具なんて所詮は道具丈夫で長持ちが一番!
通勤通学にF1カーを使う人なんていませんよね!
レーシングカーの様に使い道の限られた車より
いざとなればバスにも変身する軽トラの方が余程使い勝手がいい!※3
○○用と言った専用タックルが無かった時代
釣り人は限られた道具の中で工夫して釣りをしていました。
確かに買ってきたルアーを現場で開けてそのまま使えるのはとても便利です。
釣り具屋から帰ったらまずは箱を開けて針研ぎ、そしてアイの調整
その辺りの手抜きが釣果に直結した時代に育ったアングラーとしては寂しく思う事もあります。
シーバス用、チヌ用、メバル用と言った○○用までを超えて
メーカー自身が○○チューンとかいう製品を出して
極限までに細分化されユーザーの手の入り込む余地を狭めている
現在の釣り具業界へのアンチテーゼとしても書いてみました。
※1現在でも釣り堀、鯛鏑、餌木とか歴史、競争の無い分野で第一人者のふりをしてメディア活躍中!
※2アメリカではまだまだ現役!
Cabela'sやBass Pro Shops等で$6~7くらいで売られています。
(送料等を考慮する¥800~1.000くらいかな?)
※3パキスタンで「スズキ」と言えば軽トラを改造した乗り合いバスを指します。
多分私がルアー釣りを始めた40年前頃には既に存在していたルアー
レーベル社がプラドコ社に吸収されたのは何時頃だろう?
第一次バス・ブームの流れで起きた日本の第一次世代のバス・プロの頃
80年代後半にこの国でもブレイクして一世風靡セピアしました。
その後国内ブランドから類似のルアーが数多く発売されることになりました。
そして日本のたちの悪いのはより操作性の良いオリジナルを超えたパチモンを作ってしまう事!
この辺りがただ単にコピーするだけのリバース・エンジニアリングにとどまっている中韓との違い。
日本人の職人魂はアイデアはパクっても完成度ではオリジナルを超える!
これが良い事なのか悪い事なのかは微妙なところ
個人的にはアングラーを甘やかせて想像力を奪っているのではないかとも考える。
ちょっと話はそれましたがポップRが再ブレイクするきっかけは
ソルト・ルアーが盛り上がりを見せ始め沖縄や奄美への遠征で天候悪化で外洋に出られない時に
リーフ内やマングローブでのライト・タックル・ゲームで汎用性の高かから用いられた事に寄る。
その当時のメディアは雑誌が中心
そこに寄稿するのは第一期バス・プロで喰い詰めた連中
釣りの実力が無い広報マン達
彼らが取材費を無駄にしないためのネタ拾いとして現役時代にお世話になっていたルアーを使ったというのが実情だろう。
業界で生き残れる人は釣りのセンスは無くともこの辺りの営業努力が出来る!
Made in U.S.A.のいい所は大雑把でもとにかく丈夫!
パワー・ウインドゥやオーディオは壊れても
燃費の悪いエンジン、ルーズなトランス・ミッションであっても基幹部品は壊れない。
次のサービス・ステーションまでの距離が長いお国柄、砂漠で車が止めれば命に関わる。
動くという部分についてはとにかく頑丈第一という設計思想だろう。
釣り道具についてもこの思想は同じ
この雑さがユーザー側にイジる余地を残してくれています。
ようやくここら本題!
ポップR改スプラッシュ・チューン
何時買ったのかも記憶がない代物なので塗装も剥げ樹脂がかなり黄ばんでます。
これに#2リングにやや太めのST-41TN #8
チヌに絞って掛りを優先するならST-36BCですが
海水対応のため比重を調整すると共に大型魚対策
釣行記を見て頂ければ解ると思いますが河口部のライト・タックル・ゲームにおいても
80cmup,5kgoverのヒラスズキ等もヒットするのでロング・ファイトに備えて
掛りよりもホールド性と強度を優先しています。
オリジナルはクラシカルな縦浮きポッパー
カポンカポンと泡を噛むポップ音と盾に首を振るドッグ・ウォーク
浮き姿勢を少し斜めにすることによって
オリジナルよりほんのちょっとだけ大きく左右への首振り
カップを削る事に寄って泡噛みよりスプラッシュさせる事が出来ます。
この辺りの細かなアクションの変化による魚の反応の差は
激戦区のバス経験者であればご理解頂けると思いますが
正直いきなりソルトから入った方には難しいと思います。
今やどこが代理店なのか?
国内で直接購入できるかも不明※2
こんな昔のルアーを取り上げても興味を持たれる方は少ないと思います。
ちょっとぶつけただけですぐに浸水してしまう様なアムズデザインの様なルアーよりも
ぶつけてアイが曲がってもプライヤーで調整して使える様なルアーの方が私は好きです。
釣り具なんて所詮は道具丈夫で長持ちが一番!
通勤通学にF1カーを使う人なんていませんよね!
レーシングカーの様に使い道の限られた車より
いざとなればバスにも変身する軽トラの方が余程使い勝手がいい!※3
○○用と言った専用タックルが無かった時代
釣り人は限られた道具の中で工夫して釣りをしていました。
確かに買ってきたルアーを現場で開けてそのまま使えるのはとても便利です。
釣り具屋から帰ったらまずは箱を開けて針研ぎ、そしてアイの調整
その辺りの手抜きが釣果に直結した時代に育ったアングラーとしては寂しく思う事もあります。
シーバス用、チヌ用、メバル用と言った○○用までを超えて
メーカー自身が○○チューンとかいう製品を出して
極限までに細分化されユーザーの手の入り込む余地を狭めている
現在の釣り具業界へのアンチテーゼとしても書いてみました。
※1現在でも釣り堀、鯛鏑、餌木とか歴史、競争の無い分野で第一人者のふりをしてメディア活躍中!
※2アメリカではまだまだ現役!
Cabela'sやBass Pro Shops等で$6~7くらいで売られています。
(送料等を考慮する¥800~1.000くらいかな?)
※3パキスタンで「スズキ」と言えば軽トラを改造した乗り合いバスを指します。